演者 小林るつ子 玩具福祉学会理事長
略歴

1932年東京生まれ。明治学院大学卒業、玩具コンサルタント。
おもちゃ図書館運動を推進し全国組織を設立。2000年に代表を譲り『玩具福祉学会』を設立。高齢者に玩具が必要である事の研究と実践をし、厚生労働省の2005年より『老人保健健康増進等の事業による研究』を行う。
浜松聖隷クリストファー大学講師、玩具福祉学会理事長

要旨
17年の研究の調査分析で判明した事は、高齢者のデイサービスの場、入所の施設、でも認知症の方々が多い事である。特に認知度を3段階に分けてチェックシートに記入して600症例の分析を実施した。その結果、特に重い方でも、癒し系の玩具で遊ぶ事が出来、心が癒されて表情が変化する事が判明した。テクノロジーを導入した最新の玩具の中で、話をする人形、鳴く、歩くなどの変化のある動物玩具の、効果が多くあつた。『玩具療法』は先駆的な療法であるが、この研究で期待できる結果がでた。玩具は安価で、個人でも入手し易い。多くの認知症を抱える施設の方々や在宅の人も、実践をして欲しいと願う。玩具で遊ぶ事は生活の質を高める為にも必要である。今回、危険地域と言われた、スリランカの山岳地帯の貧困地域の子供、高齢者を訪問しプレイケアを実施した『玩具療法』は世界を繋いだ。この感動を映像でお見せして報告したい。